コンタクトをしていると目が乾いてきます。対処法はありますか?

コンタクトレンズを使用していると、「ドライアイ」という症状が出ることがあります。コンタクトレンズを装着すると、レンズの表面の涙の層が薄くなり、涙の蒸発を防ぐ油層が眼球の表面にきれいに広がらなくなります。そのせいでレンズ表面の涙が蒸発するようになります。また涙が不足することにより、レンズ自体も乾燥し、ドライアイの症状があらわれます。コンタクトの装着するという行為自体が、眼球が乾く原因になっているので、ドライアイの症状が現れたときはレンズの装着をお休みすることが、一番上手な対処法になります。
ドライアイの不快感を和らげるために、ドラッグストアなどで購入できる洗眼薬を使用する人が多いのですが、ゴロゴロした不快感がなくなり一時的にすっきりしますが、潤いを守る油分も取り去ってしまいかえって乾燥をひどくしてしまうことがありますので、使用は控えます。

出来ればすみやかに眼科を受診し、ドライアイ治療用の治療薬を処方してもらって定期的にさすようにしましょう。市販されている目薬をさすときは、刺激の少ない、涙に近い成分のものを選びます。PCやスマートフォンの長時間の利用もドライアイの大きな原因になっているので、症状があるときは使用を控えるように心がけます。