カトーコンタクトクリニック

コンタクトレンズの選び方は、生活習慣や目の状態、目的によって異なります。間違ったものを選んでしまうと、後々目に障害が起きることもあるため、慎重な選択が求められます。

生活習慣に合わせてレンズを選ぶことは、特に重要となります。一日中パソコンの前で作業するような人は、涙の量が不足しドライアイになりがちです。この場合、日毎に使い捨てるタイプのものなど、出来る限り交換頻度の高い低含水性のものが適しています。含水率の高いものを使用し交換を怠ると、レンズの汚れにより細菌に感染したり、角膜が乾燥することで目に障害を生じることがあり注意が必要です。

女性にようにほぼ毎日メイクをする可能性がある場合は、酸素透過性のハードタイプが適切です。酸素透過性のタイプは汚れが付着し難いという特徴があるため、メイクをしても比較的安全です。

体を動かすことが多い場合は、簡単に外れることの少ないソフトタイプを選びます。極端に激しい動きが無いようであれば、ガス透過性のハードタイプでも問題ありません。ガス透過性のハードタイプは、長時間着用する人にも向いていますが、メガネを併用することも重要になります。

どんなタイプのものでも、目に異常を感じた際にはすぐに医療機関へ行くなど、普段から意識して目を大切にしていきましょう。